旦那様の苦悩
旦那様の職業は大手パチンコ屋の店長です。
大学を卒業してから、実家の近くにある店舗で働き始めたそうです。
もともと、パチンコが大好きでパチンコの仕組みに興味があって軽い気持ちで働きはじめたそうです。
転勤を繰り返し、出世して店長なり、東京の本部で広報にいたこともありました。
現場(店舗)から本部にいったときは、なれないデスクワークできつそうでしたが、家族のために歯を食いしばって頑張ってくれていました。
本部で勤務をしたことで、会社の実態などを知り、今までみえない部分を見てしまったことで、会社に対する不満や大企業特有の仕組みに矛盾を感じてしまって、今思えばこのころから、どんどんモチベーションが下がっていたと思います。
旦那様は、本人も言っていますが難し人間です。
いろんなことを深く考えこんで、ストレスをためやすいタイプです。
大概の人が「そうはいっても、仕方がないよね」といって流すようなことも納得がいかないとフラストレーションを溜めてしまいます。
私は、あまり深く考えないタイプで、旦那様を見ているといつも考えすぎて疲れるだろうなぁ・・・と思っています。
旦那様は、とても愚痴が多くいろんなことに腹を立てています。
私は、うん、うん、そうだね。と聞き役に徹しています。
旦那様は、一般的な人と考え方違い、ひねくれたところがありますが、本当は根が真面目で人に気を使いすぎたりもします。
今の会社にはいった時は楽しかったが、今はとても苦しいとといっています。
若い時は思わなかったことだけど、年を重ねるごとに見えてくるものがあり、好きだったパチンコが嫌いになり、人を不幸にしている、無意味なものだと、精神的に追い詰められてここ最近、身体のいろいろなところに異常がでてきました。
身体に異常が出たのはコロナも原因の一つではないかと思います。
コロナで世の中が混乱しているなか、会社の経営者の自分本位な対応に、失望してしまい無気力になってしまいました。
無気力で、やる気のない自分の下で働く部下は、かわいそうだとか、こんなやつが店長をやっていていいのかとか、自分で自分をせめて罪悪感を感じて自己肯定感も低くなってしまっています。
詳しことは書けませんが、私も内部事情を聞いてこの会社は経営者が変わらないとこの先、衰退していいくのかなと思いました。
そもそも、この業界自体がこの先、どんどん衰退すると思われるので潮時なのかもしれません。
この先、どうしていくのか、人事の人と話をするので良い選択できるように家族で考えていきます。